朝、お休みの子どもたちを伝えてお手紙を届ける「ほうこくやさん」
今日は年中クラスさんあてになにやら手紙が届いているようです。
「なんのお手紙かな?」
気になるほうこくやさん。
「みんなのところに手紙がきたよ!せんせいよんでみるね。」
「えー!」
『かぜくらすのみなさんへ』
突然届いた手紙に興味しんしんの子どもたち。
身をのりだして 聞いています。
「これはまほうのくにの『ふしぎなたね』です。
みんなでうえて、だいじにそだててください。
なにができるかおたのしみに! まほうのくにより」
「まほうのくにからの手紙みたい!」
「えーっ! まほうのくに!?」
まほうのくにと聞いて、さらに子どもたちは興奮ぎみです。
「ほら! たねがはいってるよ!」
中にはいろんな形と色をした たね が入っています。
「わー!うえてみたらいいんじゃない!」「なにかできるかも!」
次の日、さっそく中庭でたねを うえてみることにした子どもたち。
プランターの土づくり。スコップで肥料をまぜて。
ふしぎなたね をうれしそうに見せてくれる年中さん。
大きな「ふしぎなたね」もあります。
「これは『ちっちゃいちょこちゃん』」
ふしぎなたねに グループで名前をつけました。
いよいよ先生からたねが子どもたちに配られます。
「どうぞ!」
くばられた「ふしぎなたね」を 手をおさらにしてだいじそうに受け取る子どもたち。
子どもたちは たねを そっと さわったり、ふしぎそうに じっくりみています。
プランターにいれた 土にうえてみます。
やさしく土をかぶせて。 「せんせい できたよ!」
ふしぎなたねに水もあげました。
「なにができるかな?」わくわくして話す年中クラスさん。
まほうのくにから届いた「ふしぎなたね」
まほうの力が 子どもたちの興味を育ててくれています