幼稚園の外へちいさい春をみつけに おさんぽに出かけたどんぐりころころさん。
「どこかに春はないかな?」
「あっ!たんぽぽ!」 道端に咲いた小さな春を見つけました。
友だちと手をつないで、さらにおさんぽが続きます。
「むこうの はらっぱにたくさんたんぽぽがあるよ!」
はらっぱでみつけた小さな春にどんぐりさんも興味しんしん。
さっそくたんぽぽを摘みはじめる子どもたち。
黄色いたんぽぽを手にとって、うれしそうなどんぐりさん。
たんぽぽのわたげを発見。ふうっと息をふきかけて!
菜の花もみつけました。
小さなむらさきのお花もみつけたよ。
「せんせい!ばあ!」発見した大きなはっぱ。
たんぽぽのにおいをかいでみます。春のにおいがするかな?
「せんせい!みて!」どんぐりさんのバッグは小さな春でいっぱいになりました。
「あっ!てんとうむし!」
「どこ?どこ?」
「てんとうむし。手にのったね!」てんとうむしを発見して、大興奮の子どもたち。
「みせて!みせて!」てんとうむし発見を知って、あっというまに子どもたちの輪が広がります。
幼稚園の広い野原に帰って来た子どもたち。
おもわず元気に走りはじめます。
「せんせい!つかまえて!」と広い野原を思いっきり走っていました。
いっぱいあそんだどんぐりさん。輪になってお待ちかねのおやつタイム。
「いただきます!」「おいしいね!」
「せんせい!てんとうむしきた!」おいしいおやつをかぎつけて、てんとうむしさんもやってきたみたいです。
どんぐりさんたちが4月からあたらしく通う年少クラスのとなりをとおって、お部屋に帰ります。
もうすぐ年少さんになるどんぐりさんが幼稚園のまわりで見つけた小さな春。
新しい季節のおとずれを感じるおさんぽでした。